パーソナル禅トレーナーの禅崇です。
いよいよ調心です。
姿勢を調え(調身)、腹式丹田呼吸で呼吸をしていても(調息)、
頭の中は集中するどころか、いろいろな雑念がやってきては去っていきます。
そしてまた新たな雑念や雑音が入ってきます。
このような中でどのように坐禅をすれば
心が調うのでしょうか。
私は坐禅が初めてという方には、
まず「数息観」を紹介しています。
呼吸するときに数字を心で読み上げます。
すると呼吸と数字に集中することができるので
他のことは考えにくくなります。
頭でかぞえながら、声には出さずに、
吐く時に「ひとー」と数えます。
そしてすっと吸い上げる時に「つっ」と数えます。
「ふたー」「つっ」「みー」「つっ」と続けます。
このようにして「とー」「おっ」まで数えたら、
再び「ひとー」「つっ」に返ります。
これを繰り返して数をかぞえて、
ひとつのことに意識を集中させるのが数息観です。
しかし、五つ、六つぐらいまで数えると、
いつのまにか数をカウントするのを忘れて
他の事を考えていたり、順番の違う数字を数えていたり…。
それに気づいたら、「ひとー」「つっ」に返って繰り返します。
この方法に慣れてくると、数字をカウントすることを忘れて、
他の雑念もなく、あるのは呼吸だけということになります。
身体とこの世界が呼吸でつながっている。
自発的な呼吸によって、息吹の扉がぱたん、ぱたんと
閉じたり開いたりしている感覚を得るのです。
これが調心に向けた大きなステップです。
私たちの呼吸は、通常1分間に18〜20回くらい行われています。
つまり一回の呼吸につき約500㏄の空気が肺に出入りします。
坐禅中の呼吸はゆったりと、深く、大きくなります。
通常の呼吸より回数は少なくなり1分間に5〜6回の呼吸になりますが、
通常の呼吸より回数は少なくなり1分間に5〜6回の呼吸になりますが、
一回の呼吸につき通常の3倍の空気が出入りすることになります。
その結果、肺の隅々まで古い空気と新しい空気が交換されます。
新鮮な空気が身体の隅々にまで行き渡る感覚は素晴らしいものです。
新鮮な空気が身体の隅々にまで行き渡る感覚は素晴らしいものです。
次回は心の中央制御装置(CPU)について
お話しします。
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