日常生活の中に活きる禅を目指す
パーソナル禅トレーナーの禅崇 / Zensuです。
禅語【主人公】
少し不思議なお話をします。
毎月一回、子供さん向けの坐禅会をやっていますが、その時のお話です。
私はいつも「主人公」という禅語について、
子供達に話します。
“主人公とはあなたの人生のたった一人の主役のことです。
それは、あなた自身です”
“子供時代はどうしても受け身なことが多いけれど、
いつまでも受け身なままではなく、いずれ自分の人生の主人公として、
歩まねばならない日が来ます”
“このことをしっかりと意識して、毎日を大切に過ごしてくださいね”
というようなお話なのですが、「人生は受身」という流れから、
このような質問を子供達にします。
“さて、みなさんの中で、この地球で生きたいと思って、
いま、このときを選んで、自分でこの国に生まれてきました!
いま、このときを選んで、自分でこの国に生まれてきました!
と言える人はいますか?”
“もう一度聞きますよ~ あなたはこの世界に、
「自分で生まれてきた」
それとも、
「生まれさせられてきた」
さあ、どっちかな?”
お話のまとめ方としては、
“私たちはみな与えられた命です。人生は受け身から始まるけれど、
与えられた命に感謝をして、日々を大切に生きていきましょうね!”
という風にお話のまとめをしようとするのですが、子供達の中には、
「自分で生まれてきた」
と手を上げようとする子が時々いるのです。
でも周りの様子を見てそっと手を引っ込めます。
特に低学年のお子さんに、その傾向があるようです。
自分の意思で生まれてきた!
という子供さんがもしいたら、否定はせず、その感性を大切にして、
しっかりと受け止めたいと思います。
そして、そのお子さんからお話をじっくり聞いてみたいです。
ちなみに私の娘は、いわゆる胎内記憶があります。
彼女がまだ生まれる前に、私と息子が母親のお腹に向かって
“おーい”
と呼びかけていたその声について、
「お腹の中で聴こえていたよ」
と、3歳の頃に話し出したことがあり、家族がビックリしたことがあります。
今、同じことを聞いても「え?わかんない。覚えてない」
とそっけなく返されますが…涙
とそっけなく返されますが…涙
“一人ひとりが我が人生の主人公”
もしこの禅語が真実をありのまま伝えているのだとしたら…
私たちは、自らの意思で選択して、人生に自分自身で課題を与えて、
その課題をクリアするように、プログラムを設定して、
ほんとうに自分の意思でこの世界に
「生まれてきた!」
ということなのかもしれません。
私自身も坐禅瞑想を通して、ほんとうの自分と向き合って
このあたりのことを調べてみようと思います。
ちょっと不思議なお話しでした。
パーソナル禅トレーナー
禅崇/Zensu
禅崇/Zensuゲンライトブログはこちらhttp://prt.nu/0/genlight
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