2017年1月29日日曜日

坐禅は「する」ものではなく「なる」もの(2)   パーソナル禅トレーナー禅崇/Zensuのブログ

日常生活の中に活きる禅を目指す

パーソナル禅トレーナーの禅崇 / Zensuです。



禅語【主人公】


少し不思議なお話をします。


毎月一回、子供さん向けの坐禅会をやっていますが、その時のお話です。

私はいつも「主人公」という禅語について、
子供達に話します。



“主人公とはあなたの人生のたった一人の主役のことです。
それは、あなた自身です”


“子供時代はどうしても受け身なことが多いけれど、
いつまでも受け身なままではなく、いずれ自分の人生の主人公として、
歩まねばならない日が来ます”


“このことをしっかりと意識して、毎日を大切に過ごしてくださいね”



というようなお話なのですが、「人生は受身」という流れから、
このような質問を子供達にします。


“さて、みなさんの中で、この地球で生きたいと思って、
いま、このときを選んで、自分でこの国に生まれてきました!
と言える人はいますか?”



“もう一度聞きますよ~ あなたはこの世界に、


「自分で生まれてきた」


それとも、


「生まれさせられてきた」


さあ、どっちかな?”



お話のまとめ方としては、

“私たちはみな与えられた命です。人生は受け身から始まるけれど、
与えられた命に感謝をして、日々を大切に生きていきましょうね!”



という風にお話のまとめをしようとするのですが、子供達の中には、


「自分で生まれてきた」


と手を上げようとする子が時々いるのです。


でも周りの様子を見てそっと手を引っ込めます。


特に低学年のお子さんに、その傾向があるようです。




自分の意思で生まれてきた!



という子供さんがもしいたら、否定はせず、その感性を大切にして、
しっかりと受け止めたいと思います。


そして、そのお子さんからお話をじっくり聞いてみたいです。






ちなみに私の娘は、いわゆる胎内記憶があります。


彼女がまだ生まれる前に、私と息子が母親のお腹に向かって

“おーい”

と呼びかけていたその声について、

「お腹の中で聴こえていたよ」

と、3歳の頃に話し出したことがあり、家族がビックリしたことがあります。

今、同じことを聞いても「え?わかんない。覚えてない」
とそっけなく返されますが…涙


“一人ひとりが我が人生の主人公”


もしこの禅語が真実をありのまま伝えているのだとしたら…

私たちは、自らの意思で選択して、人生に自分自身で課題を与えて、
その課題をクリアするように、プログラムを設定して、
ほんとうに自分の意思でこの世界に

「生まれてきた!」

ということなのかもしれません。


私自身も坐禅瞑想を通して、ほんとうの自分と向き合って
このあたりのことを調べてみようと思います。



ちょっと不思議なお話しでした。




パーソナル禅トレーナー
禅崇/Zensu



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