パーソナル禅トレーナーの禅崇 / Zensuです。
前回は、イス坐禅のお話でしたが、
今回は、立禅についてお話します。
禅語【随所作主 立処皆真】
知っている文字ばかりのようですが、
読み方、意味はわかりますか?
読み方は、
「随所(ずいしょ)に主(しゅ)となれば、
立つところ 皆(みな)、真(しん)なり」
と読みます。
「随所」を「随処」とする説もあります。
この意味は、
いつどんな場所であっても、常に主体的にいなさい。
そうすれば、今あなたが立つその場所こそが、
ことごとくあなたのほんとうの居場所となります。
臨済宗の開祖、臨済さんの言葉と言われています。
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随所作主 立処皆真 |
「主体的に活き活きと生きよ」という
禅語【主人公】とともに私が好んでお話する禅語です。
日々の生活の中にこそ禅はあります。
あなたがいるその場所で、主体的に生きましょう。
そうすれば、そこがあなたのほんとうの居場所となります。
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どこもあなたのほんとうの居場所なのです |
主体的であれ。いま・ここで懸命に生きよ。
だからこそ禅は、坐禅だけでなく、行住坐臥なのです。
しっかり自分の足で立ちましょう。
坐禅やイス坐禅だけでなく、
もっと日常生活の中で禅を活かしましょう。
静かにそこに立ち、
天井から引っ張られるような感覚、
大地へと根を下ろすような感覚、
天と自分と地が一つになる感覚を味わいましょう。
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ポイントは、意識して立つこと |
おやこでそっと静かにしばらく立ってみましょう。
姿勢を正して(調身)
呼吸をすれば(調息)
おのずと心が鎮まります(調心)
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お地蔵様のように、ただまっすぐに立ましょう |
朝起きた時、
満員電車の中、
会議の前、
いつでも、どこでも。
少しずつでも、繰り返し行えば
きっと効果が現れることでしょう。
パーソナル禅トレーナー
禅崇/Zensu
禅崇/Zensuゲンライトブログはこちらhttp://prt.nu/0/genlight
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