2017年2月12日日曜日

まずは身近なところから(2)パーソナル禅トレーナー禅崇/Zensuのブログ

日常生活の中に活きる禅を目指す
パーソナル禅トレーナーの禅崇 / Zensuです。


禅語【脚下照顧】


禅寺に行くと、玄関や堂内の入口に

このように書かれているのですが、

この意味、わかりますか?


総持寺祖院の「脚下照顧」

これは脚下照顧(きゃっかしょうこ)と読みます。

「己の足元をよく照らして顧みてみよ」

という意味があります。



禅寺の玄関にある場合は、

「脱いだ履物をきちんとそろえて置きましょう」

というメッセージですね。




履物を揃えると、

心もすっきりしませんか。

これも大切な禅トレーニングのひとつなのです。





履物を揃える、という行為を


意識できる人

意識できない人

無意識でできる人


様々ありますが、

履物ひとつをとってみても

その方の心の状態がわかります。



無意識でできる人は

子供の頃からのしつけや長年の習慣で

きちんとできるようになっているのでしょう。


ただ禅トレーニングの場合は、

正しい姿勢も、正しい呼吸法も

無意識で行うのではなく


いま、ここに心を定めて、

意識をして行うことが重要です。



ですから

履物を揃える、という行為も

しっかりと意識をして、

思いと行動がひとつになるように行います。




じぶんの身体と心をひとつにつなぐことが

とても大切なのです。





坐禅に使用する坐蒲(ざふ)は

円いのですが、このようにすると

使うときに取りやすいですね。



ここに置いた方の意識を感じます。

その方の美意識と言ってもいいかもしれません。


禅は室町時代に武家を中心に

広く庶民にも広がりました。


能や華道、そして茶道や書道など

禅の影響を受けていると言われますが

その作品や行為を通して、

クリエイターの美意識に触れた瞬間に、

心に迫る何かを感じて、

人は心を動かすのでしょう。




しっかりと足元を見つめましょう。




日々の生活の中にこそ

禅はあるのですから。



パーソナル禅トレーナー
禅崇/Zensu





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