2017年3月22日水曜日

美しく坐るためのポイントとは?〈中編〉パーソナル禅トレーナー禅崇/Zensuのブログ

日常生活の中に活きる禅を目指す
パーソナル禅トレーナーの禅崇 / Zensuです。


【坐禅は「やれば、できる」もの】


坐禅のやり方について、もう少しお話ししたいと思います。

前回は、足元から調えて、頭の位置まで説明しました。

頭について二つ補足します。

頭の位置が定まらないと感じている方がいるとき、

私は「このようにイメージしてください」とアドバイスすることがあります。

ひとつは、

「天井から糸がまっすぐにすーっと垂れてきます」

「その糸があなたの頭のてっぺんにくっつきました」

「そしてその糸が、ツンとあなたの頭を引っ張り上げます」

すると、背筋が伸びて頭の位置が定まるのです。




もうひとつは、

「頭のてっぺんにバターが乗っかっているイメージをしましょう」

「温まったバターが溶け出して、頭から流れ出します」

「バターが頭の前後左右均等にゆっくりと流れ出します」

「顔を覆ったバターが同じタイミングで首に到達します」

すると、垂直・水平の相となって頭の位置が定まるのです。



【ポイント④肩甲骨と肩まわり】

身体全体が調っても、自分自身を固めようと、

カチコチになっている場合があります。

そのような時にはこのようにアドバイスします。



「鼻から吸うときに両肩を耳の横まで引き上げて」

「口から吐き出すときに両肩の力を全部抜きましょう」

これを三回繰り返します。

すると、方の力みがとれてリラックスしてきます。


ところがリラックスすると、背中が丸くなってしまう方がいます。

そういう場合はこのようにアドバイスします。

「肩甲骨を背中の中心に引き寄せてみましょう」

「両肘を背中でくっつけるイメージです」

すると、丸まっていた背中がスッと伸びてきます。

このように肩甲骨と肩の弛緩を調節します。



【ポイント⑤眉間と半眼】

顔もリラックスすることが大切です。

ここまでやってくると、姿は美しく調うのですが、

調えよう、調えよう、と考え過ぎてしまい、

顔に力みが集まってしまうことがあります。

そのようなときには

「眉間をゆるめましょう」

「ほほをだらんとさげてみましょう」

「口元をゆるめて舌先を上あごにくっつけましょう」

とアドバイスします。



また、目線については

「1メートルくらい先の床に目を落として」

「下がったまぶたはそのままに」

「眼球は水平よりやや上にしましょう」

「下の方から少し明かりがぼんやりと見えますか」

すると半眼の相に調います。




これで坐禅の姿は調いました。

ここまでが「調身・調息・調心」の

「調身」についてです。





次回は、調息と調心についてお伝えします。

【ポイント⑥丹田呼吸法】

【ポイント⑦雑念と数息観】

【ポイント⑧今の自分とほんとうの自分】



パーソナル禅トレーナー
禅崇/Zensu





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