日常生活の中に活きる禅を目指す
パーソナル禅トレーナー禅崇/Zensuです。
今年の夏は本当に暑いですね。
このような暑い夏休みに坐禅をしてみたいという
ご要望をいただき、7/23に未就学児のキッズ禅を行いました。
先月、1件のメールをいただいたのが今回の坐禅会の始まりでした。
一日一休さんのブログ(https://www.facebook.com/oyakozen/)を見て
子供の坐禅会に興味を持ち、ぜひ参加してみたい、
というお母さんからのお問い合わせメールでした。
ただ、日程は他のお母さんと調整したいので、
8/29に予定しているキッズ禅だと合わないので
別日程を組んでもらえるのかと、
未就学児でも坐禅会は大丈夫か、
というご相談でした。
日程はもちろん調整ができますし、昨年も4−5歳児向けに
坐禅会を行いましたので、それは問題ありませんでした。
それにしてもなぜ未就学児に坐禅をさせてみたいと考えたのか、
理由が気になるところです。
禅は体感も必要ですが、知としての理解も必要なので、
小学生になってからでも良いのではないかな…と考えていましたが
理由を聞いて納得しました。
その理由は、子供たちが秋に受験を控えているため、
集中力と落ち着きを身につけさせたい、というものでした。
子供の教育に禅を取り入れるとは、なんと素晴らしい考え方だろう!
とわたしは思いました。
ぜひ、やりましょう!ということで
お手伝いさせていただくことにしました。
そして諸々の打ち合わせをメールで行いながら、
当日を迎えました。
芳梅亭で私を迎えてくれたのは…
わんぱく盛りのとっても元気な男の子たちでした。
坐禅を継続して行うことで得られるものは
集中力UP、学習力UP、スポーツ力UP、共感力UP
です。
ただ、いきなり坐禅では、これらの目標には達成できません。
体感と理解が必要です。
そのため、一日一休さんでは、
子供たちに興味を持ってもらうこと
難しい禅の世界を分かりやすく理解ができるように伝えること
を最優先に考え、紙芝居形式で伝えています。
浜離宮庭園 芳梅亭にて |
話を聞くときには一生懸命に話を聴く。
このような当たり前のことが
当たり前にできるようになるように
導いていきます。
いざ坐禅が始まると
静けさとともにひっきりなしに聞こえてくる蝉の声
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
という芭蕉の句が浮かびます。
なんとか三回の坐禅を終了し
子供たちを見ると目がこれまでよりも
一層輝いているように見えました。
また、お母さんからも
久しぶりに静けさを得て頭がすっきりしました
母親の方にもとっても良い坐禅でした
と言っていただいたのがとても嬉しい瞬間でした。
8月にもぜひ行いたいということで
来月にもまたお会いすることになりました。
来月もまた同じ子供たちに会えるので
ワクワクします。
パーソナル禅トレーナー
禅崇